福山市よりルーフ塗装劣化の修理事例（スズキ・ワゴンR）

【塗装劣化の生じたルーフがピッカピカに仕上がりました！】

▼修理前

福山市よりスズキ・ワゴンRの塗装劣化の修理のご依頼です。

近年、10、20年前の車でもエンジン系やミッション等クオリティーも上がり壊れにくいせいか所有する年数も長くなってる傾向かな、と個人的に感じてます。
しかし外装は特に塗装膜は小まめに手入れしなければ温暖化の影響なのか気候変動や強烈な紫外線等地球環境のせいなのか劣化が早まってる感じがします。
月平均数台は修理依頼や見積りが必ずあります。

もう定番になってますがガラスコーティングやワックス等優れたアイテムもたくさんあります。
週一とは言いませんがせめて月一程度でかまわないので洗車をする習慣を持たれてはいかがでしょうか！

当方も街で塗装劣化した車よく見かけます『職業柄』😅　気になる方はやはり修理依頼されるのですがお構い無しで走ってる車を見るとたまに営業したくなるくらい車が可哀想と思ってしまいますね、これも職業柄‼️😅
結局オーナー様次第ですね、説によれば車をみればその方の性格が出てるとも言われるくらいです。

だいぶ話が反れましたがやはり自分の所有車が綺麗な方が毎日が清々しく生活できるような気がします。
あまり自分の車に感心が薄いなあ、と思われるなら一度まじまじと向き合ってはいかがでしょうか！

【修理内容】

ルーフ・・・・・・・・・・・・塗装劣化修理

▼　経年によってボンネットフードやルーフのクリア層が剥がれてきます。
初期症状は白い点々のように見えますが、時間が経つとだんだんその点が大きくなり、塗装面から浮いてきて、最終的にクリア層が剥がれてきます。
クリア剥がれは熱や紫外線や経年による劣化が原因となります。

▼　ルーフ全面に塗装劣化が生じている状況です。

▼　これからルーフの修復をおこなって行きますが、車を塗装専用ブースに移動して、ルーフ以外の箇所をマスキングをしてから作業を開始します。

▼　ダブルアクションサンダーでルーフ全体の下地の鉄板がむき出しになるまで、塗膜を剥離していきます。

▼　剥離作業が完了したらシリコンオフなどの脱脂洗浄剤を使用して清掃します。
塗装の前には、まず始めに下地処理の為のサフェーサ(プラサフ）を塗布します。

サフェーサとは塗料の下地となる塗料のことです。
塗装面を滑らかにし、磨き作業によって生じるわずかな凹凸や傷を埋める効果もあります。
さらにサフェーサには防水・防錆の効果もあります。

▼　専用のスプレーガンで満遍なく塗布していきます。

▼　塗装の前にサフェーサ塗布面の足付けを行ってから塗装に入ります。

▼　車のカラーコードから調色を行います。

▼　ミリグラム単位迄計量できるデジタル計量器で正確に計測して調合を行って行きます。

▼　ベースカラーが決まると、塗料を専用のガンで吹き付け、数回に分けて塗装をします。
その際にはサフェーサが隠蔽されていることを確認しながら塗装をしていきます。

▼　カラーベース塗装の後に、対候性のためにトップコートとして透明なクリアの塗装をします。
クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
クリア塗装は乾燥後、化学変化を起こして、硬い塗膜になり、乾燥後はシンナーなどの溶剤で溶けなくなります。
クリア塗装をすることで紫外線による色の退化を防いだり対候性がよくなります。

塗装が完了したらライト照射による色のトマリ・色ムラのチェック作業を行います。
トマリのチェックと言って色がきちんと塗られているか、下地のサフェーサが出てないか光を当ててチェックする重要な作業になります。