キズ、へこみの板金塗装事例（福山市　トヨタ・シエンタ）

【交換ではなくても、熟練した技術で元通りになります！】

▼修理前

福山市より、トヨタ・シエンタの修理のご依頼です。
インターネットから当店のホームページを見つけてご来店下さいました。
バックドアからリアバンパーにかけてぶつけてしまわれたそうです。

女性のクライアントさんで、購入したディーラーに持っていくと、「全部交換ですね。バックドア、リアバンパー、テールランプ取替で27万円くらいです」と言われたそうです。
やっぱりディーラーは高いと、早速検索して当社のホームページが目に留まり、ちょっと行ってみようと思われご来店されました。

当社は鈑金修理とバンパー修理で全部修理できますよ、とご提案しました。
クライアントさんは「ディーラーで取替と言われたのに修理で大丈夫ですか？」と逆に質問されました。今まで何もかもディーラーの言われるままだったそうです・・・。
特に鈑金塗装はディーラーにお願いしても提携先の鈑金屋さんに依頼するので、結局は作業的には変わりません。提携先の鈑金屋さんも「交換でなくても鈑金で直るのに」とわかっていながらも請け仕事ですので、指示通りの作業しかできません。

当社はお客様のご要望第一で、可能であれば何通り提案やアドバイスをさせて頂いております。お客様が何があっても取替をご希望なら構わないのですが、私の経験上修理できるのであればたいがいは修理でお願いします、と90％以上の方が希望されます。
もちろん、修理が無理で取替しかない場合でも中古部品の提供もできますし、クオリティの低い修理はご提案しません。修理の工程をすべてお見せしておりますので、みなさまご納得していただいております！

<修理内容>
バックドア・・・・板金塗装
リアバンパー・・・修理塗装
テールランプ・・・交換

▼当社の技術で、元通りにします！

▼リアバンパーにも損傷を受けています。

修理開始です。
▼バックドアのへこみの場所の塗装を剥がします。下地が出たところで、専用の工具で引っ張り出す作業を行います。

▼へこみの衝撃で出っ張ってしまった鉄板を、ハンマーで叩いて高さを合わせます。素手で確認しながら丁寧に作業をします。

▼へこみの修正がおわったところです。

▼凹凸を埋めるためのパテ（ピンク色）を塗っていきます。乾燥させてから、研磨します。

▼高さが合うまで数種類のパテを使い分けて調整を繰り返します。

▼研磨しているところです。表面が平滑になるように研磨していきます。

▼バックドアの内側に防水・防錆のために下地処理剤のサフェーサーを吹いたところです。
サフェーサーを乾燥させて、研磨します。

▼当社で調合した塗料を吹き付けています。

▼リアバンパーのキズ修理をし、パテ研磨を終えたところです。

▼下地処理剤のサフェーサーを塗布したところです。

▼バックドアも下地処理が終わりました。お車の色に合わせて当社で色を作ります（調色）。写真のように、テストを行い微調整しながら実車の色に近づけていきます。

▼サフェーサー塗布周辺の塗装箇所を研磨しています。これは、これから塗る塗料が密着しやすいようにわざと細かなキズを付ける作業で足付け作業と呼びます。

▼リアバンパーにも足付け作業を行いました。

▼バックドア周辺は塗料が入り込まないようにしっかりとマスキング（養生）します。

▼いよいよ塗装です。サフェーサーの部分から塗装を始めます。サフェーサーが隠れたかを確認しながら塗装していきます。

▼カラーベースの塗布が終わり、しっかりと乾燥させます。

▼カラーベースの次はクリアーを吹き付けます。クリアーはツヤが出て耐久性が向上します。

▼塗装をしっかりと乾燥させたら、表面に付着した小さなブツを取り除き、微粒子のコンパウンドを付けたポリッシャーで丁寧に仕上げ磨きをします。

▼外装部品を取り付けました。

▼キズ、へこみが無くなりました！洗車と車内清掃を済ませてお引渡しです。

クライアントさんに仕上がりを見ていただくと「へーすごい！めっちゃ綺麗じゃないですか！直るものなんですね！」と感動されていました(^^)
工程も見てもらい「こうやって直すのですね」と興味津々でした。
「今度から鈑金屋さんに直接もっていきます」と当社を後にされました。
ディーラーの提示より10万円以上の差が出る、お財布にやさしい料金で修理させていただきました！