【オールペイント!華麗なる変身!】

 

福山市からお越しのお客様は、古い70系のプラドが大好きらしく、
ご来店の際、簡易的にリニューアルオールペイントのご依頼でしたが、
(確かに素人さんでは、簡単に塗装出来ると思いがちですが・・)
見ると車両がH8年式で、錆や腐りで穴埋めが必要な事や、
前オーナーがマスキングでの自家塗装等で結構手を加えないと
中途半端の仕上がりにしかならない。と説明させて頂きました。

職人なので中途半端な仕事は出来るだけ受けたくないので、
そこをご理解頂きたくて、当社の技術熱意を説明致しました。

すると、オーナーさんの気持ちもだんだん変わり、
後日「お金かけてもいいので、お願いします」という事で、
ご依頼・ご入庫となりました!

このノーマルボディーが華麗なる変身をする瞬間をご覧ください!(^.^)

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◆ パーツ外し ◆
オールペイントをする前に、車の点検、そして可能な限りパーツを外し
塗装の剥がれの原因となる塗膜の切れ目や段差が発生しないようにします。
美しく塗装するだけではなく、マスキングする時間の短縮、無駄な経費の削減も考慮した工程です。

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◆ 板金・サビの補修  ◆
次は板金です。車体全体を細かくチェックし、
錆びや割れ、腐り等で空いた穴を補修、板金します。

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◆ 足付け・マスキング ◆
塗装の付着力を上げるため傷を付け(足付け)、塗装面の表面積を上げます。
塗装面積が同じであれば平らな面より、傷を付けた凹凸面の方が塗装面積が多くなり
しっかりと塗料が喰いつくという利点があります。
マスキングは塗料の侵入を防ぐためにしっかりとした工程で行います。
専用マスキングシートとマスキングテープを使用し外装パーツは勿論、
車内への侵入を防ぐためドア内もしっかりマスキングして完了です。
取り外したドアも一枚一枚足付けしていきます。

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◆ 塗装・乾燥 ◆
ベースとなる色をボディに吹き付けていきます。
70系プラドの特徴でもある角ばったデザインのボディラインは近頃の車輌には類を見ません。
特に気を使う部分はムラ無く、均一にすばやく吹き付けていくことで塗装膜の歪みを最小限に抑えます。
ドアなどの細かくアーチのかかった部分やエッジの効いたサーフィンラインには
薄く色々な角度から数回に分けて塗装することによりまんべんなく塗装膜を塗り上げることができます。
そしてルーフ(天井)は一つのパネルが極めて大きいので均一に塗装膜を乗せていくのには長年の技術を要します。

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ベージュの塗装膜を形成した後、輝きの元となるクリアーを塗りかさせていきます。
こちらもベージュ同様細心の注意を払い均一に塗り重ねていき、完了後には完全乾燥させます。

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◆ 磨き・パーツ取付 ◆
乾燥後、最終の仕上げの工程に移ります。
塗装膜を鏡同様の平面になるようプラド一台分を手作業で整えていきます。
その整える工程も3段階に分け施工し、最終は極細コンパウンドと高速のポリッシャーで「鏡面」を作り上げていきます。
外した複数のパーツも同様に塗装・磨き上げをし元通り、ボディへと取り付けします。

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▼パッソ用のバックカメラカバーを加工して装着しました。

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◆ 完成 ◆

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新しい命の宿った、プラドが完成です!

とてもやりがいのある仕事でした!お客様にもご満足頂き、
また一新したお車で素敵なカーライフをお過ごしください!

本日はご入庫いただき誠にありがとうございました!

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