【修理工程を順序良く、わかりやすく説明いたします!お気軽にお問い合わせください!】

 

福山市より小さなお子様連れの若いママさんからスズキ・ラパンの修理のご依頼です。
左折時に左後部を擦ってしまったようで、大型鈑金チェーン店で見積りを取ったら(ドア交換の見積り)だったので結構高額な金額を提示されてました。

当社の腕の見せ所で、「すべて鈑金で修理しますよ。」と言ったのですが、鈑金修理に自体も初めてで、買って間もないこともあり、結構丁寧な説明をしてもピンと来ず、悩まれてましたが、交換と鈑金では金額の差もあったので半信半疑で最終的に当社での鈑金の選択されました。
ここはまさしく鈑金業界のための、専業鈑金屋の技術の見せ所でした。
いつもの如く気合い入れて修理させていただきましたよ。

では、早速こちらのお客様の修理工程をご案内します!
今回は、交換は一切せず、左リアドア、左リアフェンダー、リアバンパーを板金修理いたしました。

▼すり傷・凹みは左リアドア~リアバンパーまでに及んでいました(^_^;)
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▼パネルが袋状になって裏側から作業できない場合は、パネルにピンやワッシャーを溶接し、そこに専用工具を取り付けて外側から引き出して成形します。img_20160317_154447

▼スタッド溶接機を用い、パネルにピンやワッシャーを溶接します。
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▼専門の工具を取り付け、引き作業によりヘコミを修理します。
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▼充分にパテを乾燥硬化させてから研いで仕上げます。
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次は、塗装準備です。

塗装工程はまず、サフェーサー(グレーの塗料)を塗装するところから始まります。
サフェーサーとは塗装の下地になる塗料のことです。
板金の仕上げに使うパテが塗料を吸い込まないようにしっかりシールし、塗装面を滑らかにすることに大きく貢献します。
研ぎ作業によって生じるわずかな凹凸や傷を埋める効果もあります。
表面を溶剤できれいに脱脂した後、サフェーサーを塗装し、赤外線ヒーター等で充分な加熱乾燥をおこないます。

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サンドペーパーによる水研ぎをおこない、表面を平滑に仕上げます。

塗料の調色をおこないます。塗料メーカーのWEBサイト等で、車のカラーコードからその色の調合を調べます。
熟練した職人によって、色が合うまで何度でも原色の配合を微調整します。

▼マスキングをおこない、塗装面を専用の溶剤で脱脂します。
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一度にべったりと塗装せずに、数回にわけて塗装します。
最初はパラパラ塗装することで、ハジキなどを防ぎます。
サフェーサーの色がきちんと隠蔽されたことを確認して、ムラがないことを確認して、慎重に塗装していきます。
ベースカラー塗装のあとに、透明なクリアの塗装をします。

▼塗料が乾いたら、数種類のバフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーを使用して塗面を磨いて仕上げます。
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▼艶のある状態になりました!
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洗車と車内清掃を済ませ、お引渡しとなります~(^^♪

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綺麗に仕上がりました!

納車の時、『凄い!どうやって直したん?凄い全然わからん!綺麗に直ってる!』と、旦那さんと一緒に感動されてました。
「こうやって修理してます」とタブレットで修理工程や撮影した写真などを見せながら順序よく、わかりやすく説明したら納得されてました。
作業工程が見れて理解し、満足して当社を後にされました。ありがとうございました。

記事をご覧のみなさんもお気軽にどうぞ!
本日はご入庫いただき誠にありがとうございました!

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