【安心して下さい！代車もあります！】
福山市より、以前修理で利用された方の日産・セレナのバンパー修理のご依頼です。
ポールにぶつけてしまい、リヤバンパーとバックドアのガーニッシュ変形損傷でした。
幸いバックドア本体のキズやヘコミはなくガーニッシュといって保護モールの損傷だけでしたのでその部品交換での作業で終わりました。
バンパーの方も交換する方が早かったのですが、部品代が高く、自腹だったので修理の方が安いし、修理期間もとくに急がない。との事でしたので、
今回はバンパーは修理し、ガーニッシュは部品交換しました。
お客様の希望で、修理期間中は代車をお出ししました。
では早速損傷確認します。
バンパーは取り外し作業します。
バンパーは樹脂で出来ているので、熱源を当てて、柔らかくなったら裏から押し出したり、前から叩いたりを繰り返し元の形状に戻します。
ある程度、形が整ったら、一度急激に冷やします。
ここまで時間のかかる作業ではありますが、慣れればそんなに難しい作業ではありません。
全ての車は、色や質、凹み方も違いますので、それぞれで修理方法が異なりますし、バンパーはものによって加える温度や力加減を変えて作業をします。
ここは経験なので、色んな方法を選択し作業します。
次に、パテで最終調整します。
今回はきめ細かく、なめらかな仕上げにする為に３種類のパテを使用しました。
▼グレーパテは、凹み取り
▼肌色パテは、ならし。
▼グリーンパテは、ペーパー目取りです
次は上塗り塗装の下地となるサフェーサーを塗ります。
サフェーサーはパテのスプレー状の様なもので塗膜の硬度を上げ、水を通しにくくするため防水・防錆効果があります。
また、上塗り塗装の仕上がりも良くなります。
サフェーサーも乾燥後、表面をサンドペーパーで研磨して整えておきます。
塗装ブースへ移動し、塗装開始です。
塗料が掛かってはいけない所はマスキング等をして覆います。
塗料をスプレーガンという器具にいれて塗装します。
下地剤が隠れるようにだいたい３～４回程スプレーします。
ベース色を塗り終えたら乾燥させて仕上げにクリア―コート塗装をします。
塗装を終えたら乾燥させて、乾いたら表面を磨き上げます。
取り外した部品、届いたガーニッシュを取付け完成です！
綺麗に仕上がりました～(^^♪
お客様から「修理箇所が全然わからないくらい完璧に直して頂き有難うございます」と嬉しいお言葉を頂きました。
本日はご入庫いただき誠にありがとうございました！
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